てるみくらぶの破産

こんにちは、おしろです。

旅行会社のてるみくらぶが先日破産しましたね。

いまだ帰ってくることが出来ない人がいるとのことです。

２月にタイ旅行に行ってきた身としては他人ごとではないニュースでした。

ニュースによると、てるみくらぶは３月２７日に東京地裁に破産申請をして手続き開始の決定を受けたとのことです。

負債総額は約１５０億円で、旅行申し込み約３万６０００件、約９９億円に影響が出ているとのこと。

こういう時には、協会などによる保証金制度などによって弁済されまかなわれると思いきや、この制度で弁済されるのは１億２０００万円のみだということです。

焼け石に水です。

てるみくらぶは、経営悪化が以前から続いているにも関わらず広告費にお金をかけていたみたいです。

また、薄利多売で自転車操業だったことも破産の原因としてあげられています。

会社員の時には、こういうニュースをみても「大変だな」くらいの感覚でしか見ていませんでしたが、自分で商売をはじめると考えさせられるものがあります。

アマゾンで販売するときに関しても、広告をだしたり安く販売したりすることがあります。

これは、最初の商品を認知してもらう段階などでは赤字になっても広告をだす方法なども有効です。
ただ、ある程度販売実績もついて商品が認知されているにも関わらず広告を出さないと売れないとか、価格を安くしないと売れないというのは、商品自体に問題があります。

こういう時には、しっかりと商品自体を見直していかないとずるずると赤字販売や薄利販売が続くことになります。
時には、その商品から撤退することも必要です。

また、いつまでも広告などに頼っていると、てるみくらぶのようになります。

広告に頼らず自分自身で集客する力を身につけていきましょう。

インターネットがあればいくらでも自分自身だけで集客はできます。

また、今回のてるみくらぶの破産で、実際に海外に取り残されている人がいます。

タイで旅行してわかりましたが、言葉が通じない国で放り出されるということはとても大変なことです。

また、内定者も５０人、突然内定取り消しになっています。

現代は、いつ、どこで、何が起こるかわからない時代になりました。

以前の会社員だったころの自分がこのてるみくらぶの破産の被害者だったら「てるみくらぶが悪い」と言葉を連呼して何も変わらないままだったと思います。

今だと、「てるみくらぶが悪い」のはさておき、どうやって現状を変えるのかと考え方を切り替えて行動していきます。

しっかりと考え方を身に着けて自分で稼いでいくことで、こういう時にも動揺しないで落ち着いて対処できるようになります。

中国輸入の方法だけではなく、このあたりの考え方のこともメルマガではお伝えしています。

どんな状態からでも一歩踏み出せる自分になっていきましょう。